おやじ日記01

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zoom RSS 耕運機FG201Hの修理

<<   作成日時 : 2016/09/19 21:16   >>

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今年の春、いままで畑を切り盛りしていた親父が引退宣言を
しました。御歳81歳で腰が痛く医者に掛かってみたら腰椎損傷らしい。
畑のようなかがむ作業は厳禁とのこと。とりあえず手術をして
日常生活には支障は無いようになったのですが、この機に畑引退。

我が家の畑は面積140坪、小屋や駐車場を除いた部分でも110坪ほど。
手で耕すには無理があります。年々周りから果樹を植えて侵食していて
野菜領域は50坪ほどなんですが・・・これでも機械力がないと厳しい。

もちろん耕運機があるのですが使うのは年に2回、しかも親父は
あまりこだわらない人で使ったらそのまま放置でしたのであちこちが
劣化していました。

まずは申告があったのはキルスイッチが利かない。
エンジンを切るには燃料コックを閉めてガス欠になるまで放置しかない。
そしてエンジンが掛からない。
春に使用した時はそれでも何とか使えていましたが、秋冬野菜を植えようと
耕運機を持ち出したところ全く掛からない。結局直すのに一週間かかりました。
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その昔1991年から2000年まで、マイレッジマラソンと言う鈴鹿サーキット
国際レーシングコースで自作車両を走らせ燃費競争をするレースに
出ていましたので本田カブのエンジンは扱いなれています。
今回は23ccですが基本構造は同じだろうと早速修理に入りました。
機種名はFG201Hホリディとか言うらしい。今では新型が出て旧式に
なってしまいましたが単純な製品のはず。直せると踏んで取り掛かります。

まずはプラグを外して紐を引きリコイル、火花が飛ぶか確認です。
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残念ながら飛びません。プラグもちょっとカブリ気味で真っ黒です。
プラグはNGKのC4とかなり熱価の低い焼け型なのに燃えがくすぶり気味か
燃料が濃いのか・・・・

仕方がないので分解。
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上部ネジ3本で綺麗に取れます。

分解して驚いたのは余りのシンプルな構造。
フライホイルに内蔵された永久磁石の磁路がイグニッションコイルに
接近すると誘導電圧が発生、コイルで昇圧されてスパークする
システム。フライホイールには角度調整するような所は無さそうなので
点火タイミングは物理的に固定されています。
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電圧が来てなければ火花が飛びようがありませんので確認。
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正常な電圧が判りませんがとりあえず波形は出ています。
プラグを抜いているので圧縮圧がなく手で簡単に回ります。
キルスイッチが効かない件はイグナイタコイルのショート端子が
断線していることが判明。配線を直してこちらはスッキリ完了。
イグナイタコイルは簡単な構成でそう簡単に壊れる物ではないので
交換の必要はまずないと思います。シャーシ、プラグ間の抵抗値は
12KΩ位、キルスイッチ用のショート端子は20Ωで正常のようです。

火花が全く飛ばないのは誘起電圧が低いのかもしれないので
磁路のギャップを調整します。磁路は隙間が大きいと磁気損失が大きく
誘導電圧が下がることが予想されます。
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ギャップが1mm近く開いていたので2本のネジを緩め磁路を形成する
位置にフライホイルをセットしマイナスドライバをガイドに挟み調整します。
磁路を少しずらしコイル側とフライホイルの間にマイナスドライバを挟むと
抜き差しでギャップが調整できます。
両側をバランスよくセットするのはかなり困難ですが、0.5mm程度まで
締めて固定。摺らないことを確認して完了です。

ここまで調整してやっと火花が飛ぶようになりましたが
まだ弱い。というか強く(早く)引かないと飛ばない。まだ足りないようです。
もっとギャップを詰めるのが正解なんでしょうが・・・これ以上は素人には
無理っぽい。0.3mm位の固めのフィルムシートをフライホイル側磁石面に
密着させてコイルを吸着させ固定しフライホイルを回し取り外せば何とか
出来るかも知れませんが用意が面倒。
なのでちょっと邪道な応急対策に逃げることにします。

マニュアルによるとプラグの正規のギャップは小さめの0.5〜0.6mmが
標準だそうです。黒っぽくこげた元のフラグは1mm近く開いていましたので
これではちゃんと火花が飛ばないのも明らか。
もしかしたら、このギャップ調整だけでも直ったかもしれません。
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マニュアル標準の0.6mm程度とそれより狭い目の0.4mm程度を2本用意。
下のシャープの芯0.5mmと比べると大体の感じはつかめると思います。

組み付けて起動比較した結果、始動性は0.4mmのほうが良さそうなので
こちらを組み付けて終了です。
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起動はほぼ一発で掛かるようになり、キルスイッチも利きます。
まだ若干混合気が濃いようで、アクセルを開いた時に咳き込みますが
遅れている農作業もしないといけないので、そのまま使用です。

判ってしまえば調整ポイントは2つしかありません。
コイルギャップと点火プラグギャップ。次からは簡単に直せそうです。


エンジン不調や雨に邪魔されて秋ジャガの植え付けが遅れてしまいました。
ちゃんと芽が出るか心配ですが、台風前に何とかできてよかった。
台風が過ぎたら残りの予定地を耕してニンジンと大根、ニンニク・・・色々
植えないといけません。しばらくは畑で忙しいかも。

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